日経平均は5日ぶりに反発、売残増加銘柄などに注目=長島和弘

■今日の動きから  5月20日の東京株式市場、日経平均株価は68円81銭高の1万4075円25銭と5営業日ぶりに反発しました。米国株続伸、円安推移を好感し、主力株中心に上昇しました。日経225採用で値上り銘柄数は140、値下り銘柄数は76、変わらずは9。東証1部上場値上り869銘柄、値下り782銘柄、変わらず160。全33業種中25業種が値上がり。TOPIXは4日ぶりに反発。マザーズも3日ぶりに反発。東証REITも反発しました。  日経平均採用銘柄では、日水 <1332> や花王 <4452> 、中外薬 <4519> 、大平金 <5541> 、キヤノン <7751> が年初来の高値を更新。主力の日立 <6501> が連日安値と売られた後、上昇に転じたほか、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> 、ソフトバンク <9984> が5日ぶりに反発しました。  全体は少し落ち着いた感があり、信用売残が増加した銘柄や値ごろ感のある好業績銘柄などから上値を試す展開となるか注目されよう。(執筆者:長島和弘)
全体は少し落ち着いた感があり、信用売残が増加した銘柄や値ごろ感のある好業績銘柄などから上値を試す展開となるか注目されよう。
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2014-05-20 16:00