日経平均は105円安スタート、一時1万4000円割れ
21日の日経平均株価は105円54銭安の1万3969円71銭でスタート。その後、下げ幅は100円以下に縮小したものの、1万4000円前後でもみ合っている。
前日のNYダウが137ドル安と大幅反落。低調な企業決算や早期利上げ観測が売り要因となった。また、外国為替市場ではドルが101円台前半とやや円高方向に動いており、どちらも輸出株を中心とした日本株の売り材料となっている。
個別では、今期純利益の半減見通しを打ち出したフェローテック <6890> が売り気配でスタート。今5月期の純利益予想を下方修正した日本エンタープライズ <4829> も売り気配となっている。
また、不動産投資の拡大で有利子負債が2000億円増加すると報じられた三井不動産 <8801>も売られている。今期の純利益27%増を予想した東北新社 <2329> も弱い動き。記憶容量が従来の約62倍となる磁気テープを共同開発したと発表した富士フイルムホールディングス <4901> も軟調となった。
一方で、上限7億円の自社株買いを発表した大幸薬品 <4574> が買い気配でスタート。中期経営計画を発表したエスアールジータカミヤ <2445> が堅調となっており。前3月期の利益大幅拡大を開示したイチケン <1847> は小幅高。(編集担当:片岡利文)
21日の日経平均株価は105円54銭安の1万3969円71銭でスタート。その後、下げ幅は100円以下に縮小したものの、1万4000円前後でもみ合っている。
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2014-05-21 08:15