アイネットは安値水準から反発、今期続伸業績と連続増配を見直し割安修正
アイネット <9600> は、4円高の718円と変わらずを含めて4営業日ぶりに反発し、4月11日に前期配当の権利落ちでつけた年初来安値698円に並ぶ安値水準から底上げしている。今3月期の2ケタ増益業績と連続増配を見直し割安修正期待の買い物が再燃している。
■データセンターを増設しクラウドサービスのラインアップも強化
同社の今3月期業績は、売り上げ236億5000万円(前期5%増)、経常利益17億6000万円(同12%増)、純利益10億5000万円(同16%増)と続伸が予想され、配当は、30円(前期実績27円)と連続増配を予定している。企業のIT投資が、業務コスト改善を目的としていることに加えて、売り上げ拡大、顧客サービス向上などの事業拡大を目的とするまでに広げて回復を鮮明化しており、この多様なニーズに対応して同社既存顧客とのリレーシションを強化、最適ソリューションを提供するとともに、データセンターのインフラ整備を進め、クラウドサービス「Dream Cloude」のラインアップを強化することなどが要因となる。
■PERは10倍台、配当利回りは4.1%と底値買い妙味を示唆
株価は、前期第2四半期累計の好決算への高評価が続いてつけた年初来高値900円から725円まで調整し、増配した前期配当の権利取りで800円台を回復したが、権利落ちで同安値まで突っ込み、前期業績が期初予想を下ぶれて着地し、今期の連続増益業績も、市場コンセンサスを下回るとして限定的な反応にとどまり、底値圏推移が続いている。PERは10倍台、PBRは1倍ソコソコ、配当利回りは4.1%と超割安であり、底値買い妙味を示唆している。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
アイネット<9600>(東1)は、4円高の718円と変わらずを含めて4営業日ぶりに反発し、4月11日に前期配当の権利落ちでつけた年初来安値698円に並ぶ安値水準から底上げしている。
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2014-05-21 10:45