エストラストの業績好調、上場後増収増益、消費税影響軽微で今期2ケタ増益、PER5倍と割安

  エストラスト <3280> (東マ)の業績は2012年11月の上場以降、増収増益が継続。とくに、消費増税直後となる2015年2月期も16.7%増収、営業利益11.1%増益と好調の見通し。   主力は、『不動産分譲事業』で全体の約95.6%を占める。山口県と福岡県中心にマンション分譲を手がける。他に、『不動産管理事業』、『不動産賃貸事業他』を手がける。   不動産分譲事業の中核である分譲マンションについては、今期430戸(前期比56戸増)の引渡しを予定している。既に、契約締結戸数は355戸と契約進捗率は82.6%に達し消費税の影響はほとんどない。   また、前期より販売を開始した分譲戸建についても今期42戸と前期比25戸増の引渡しを予定している。   一方、不動産管理事業はマンションの供給に伴いマンション管理戸数は前期末で1710戸に拡大している。不動産賃貸事業では、昨年3月にショッピングモールが開業、同年4月には商業施設を取得している。   2014年2月期に100億円台に乗せた売上は、2015年2月期には16.7%増の120億円と続伸の見通し。営業利益は11.1%増の10億9000万円と最高益を更新する。予想1株利益119.6円、配当は年8円の予定。   株価は2012年11月の新規上場では2513円でスタート、2013年5月には4100円と買われた。同年6月に株式3分割の権利を落とし、権利落後は高値1085円、安値635円で、足元5月21日前場終値は659円。   利回りは1.2%、PERは5.5倍、とくにPERでの割安が目立つ。不動産・住宅関連銘柄の多くが消費税の影響から慎重見通しとなっている中で、今期2ケタ増益の見通しにある同社株には見直しの余地がある。下値圏でモミ合っている水準は中期投資で好仕込み場といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
エストラスト<3280>(東マ・売買単位100株)の業績は2012年11月の上場以降、増収増益が継続。とくに、消費増税直後となる2015年2月期も16.7%増収、営業利益11.1%増益と好調の見通し。
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2014-05-21 12:30