反中デモ、中国企業が被害公表、「130人死傷」・・・対ベトナム投資の見合わせも=中国メディア

 南シナ海での石油掘削をめぐって起きたベトナムの反中暴動について、中国企業がこのところ続々と被害状況を公表している。「130人が死傷し、うち4人が死亡」との情報を発表した企業もある。  21日付の中国紙・証券時報によると、工事請負の中国冶金科工集団は、「ベトナム中北部のハティン省で請け負っていた、台湾企業の製鉄所建設現場で、3565人が命の危機にさらされ、130人が死傷。うち23人が重傷で、4人が死亡した」と発表した。  また、タイヤメーカーの賽輪集団は工場が暴徒に襲撃されたため、14日から生産を停止。19日には再開したと発表している。  ベトナムで工場建設などを進めている中国企業も多い。今回デモを受け、繊維製造の鹿港科技や機械メーカーの寧波慈星は対ベトナム投資事業の推進を一時、見合わせることを決めた。(編集担当:古川弥生)(イメージ写真提供:123RF)
南シナ海での石油掘削をめぐって起きたベトナムの反中暴動について、中国企業がこのところ続々と被害状況を公表している。「130人が死傷し、うち4人が死亡」との情報を発表した企業もある。(イメージ写真提供:123RF)
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2014-05-21 12:45