富士石油が自家用発電設備の建設を発表
富士石油 <5017> が21日引け後、新たなボイラー・タービン発電設備の建設計画を発表した。
同社の袖ケ浦製油所は外部からの電力購入の比率が高いため、電力料金の上昇による収益圧迫が課題となっていた。新たな自家用発電設備は、ユリカ装置(減圧残油分解装置)で生産されるアスファルトピッチ(ASP)を燃料として利用する。
これにより、同製油所で必要な電力や蒸気のほぼ全量を自家設備で賄うことができ、購入電力料や自家燃料費の大幅低減が可能になるという。
同設備の発電電力は3万6000キロワットとなり、17年7月の運転開始を予定している。
富士石油の21日の株価は、1円安の285円。(編集担当:片岡利文)
富士石油が21日引け後、新たなボイラー・タービン発電設備の建設計画を発表した。
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2014-05-21 15:30