日経平均は小反落、需給面の良好な銘柄を個別物色へ=長島和弘
■今日の動きから
5月21日の東京株式市場、日経平均株価は33円08銭安の1万4042円17銭と小反落しました。米国株反落を受け、方向感に乏しい展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は91、値下り銘柄数は123、変わらずは11。東証1部上場値上り672銘柄、値下り983銘柄、変わらず155。全33業種中21業種が値下がり。TOPIXも反落。マザーズは続伸。東証REITも続伸しました。
日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> は反落したが、ソフトバンク <9984> が続伸、ファナック <6954> が反発するなど、指数は下げ渋る動きとなりました。
日銀の金融政策据え置きは想定内で、1万4000円割れにはPKO的な買いが入るとの思惑があり、極端に売り叩く動きは見られないものの、上値には戻り待ちの売りが控えており、全般はもみ合う展開へ。
需給面の良好な銘柄を個別物色する流れが続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテは反落したが、ソフトバンクが続伸、ファナックが反発するなど、指数は下げ渋る動きとなりました。
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2014-05-21 15:45