黒田総裁発言後ドル円１０１円台割れ、ＮＺドル円下落＝東京外為

　東京時間のドル／円相場は１０１円台割れ。日銀金融政策決定会合後に１０１．４０円目前まで値を上げるも反応は限定的。日経平均株価の下げ幅拡大を嫌気して１０１．１０円台まで値を下げた後は、黒田日銀総裁の会見を見極めたいとのムードから１０１．２０円を挟んでもみ合いが続いた。ただ、同総裁の発言後はドル売りが進行すると、一時１００．８０円台まで下値を切り下げた。 　一方、ＮＺドル／円は下落。本邦株安などを受けて約２ヶ月ぶりの安値水準である８６．３０円台まで下落した。また、対ドルでＮＺドルが下げた事も重石となった模様。日経平均株価の終値は前日比３３．０８円安の１４０４２．１７円。（執筆：外為どっとコム　編集担当：サーチナ・メディア事業部）