そーせいは堅調、COPD治療薬の導出先が第3相臨床試験の結果を発表

 そーせいグループ <4565> は3日続伸し、午前9時11分には127円高(4.71%高)の2826円を付けた。21日引け後、COPD(慢性閉塞性肺疾患)治療薬の「ウルティブロブリーズへラー」について、導出先のノバルティス社が実施した第3相臨床試験の結果を開示した。  900名以上の中等症から重症の患者を対象に実施されたQUANTIFY試験における投与26週時の呼吸機能改善効果は、1日1回吸入の「ウルティブロ」が同じ1日1回吸入のチオトロピウムや1日2回吸入のホルモテロールの併用投与に対して優越性を示した。  また、投与26週時における息切れや健康関連QOL(生活の質)は、チオトロピウムとホルモテロールの併用投与に比べて臨床的意義のある差異を示し、対照群と同様の安全性および忍容性を示したという。  ウルティブロはすでに欧州、日本、カナダ、メキシコ、オーストラリアなど30カ国以上で承認され、ドイツや日本など7カ国では販売されている。(編集担当:宮川子平)
そーせいグループは3日続伸し、午前9時11分には127円高(4.71%高)の2826円を付けた。
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2014-05-22 10:15