いちよしがゼンショーHの目標株価を引き上げ

 21日付のいちよし経済研究所リポートが、ゼンショーホールディングス <7550> の目標株価を引き上げた。  ゼンショーHは2月の「牛鍋」導入以降、既存店売上高は好調を維持しているもの、アルバイト不足による店舗休業が増加、195店が休業する事態となった。現在は40店以上が営業を再開しているほか、店舗改装などで対応しており、会社側は休業の影響を売上高で24.5億円、営業利益は8億7000万円と試算している。  一方、同リポートでは3月末で293店を展開する回転すし業態が「成長ドライバーとしての展開が期待できる」と見ているほか、4月に牛丼の値下げを実施した「すき家」では、サイドメニューの充実などで4月の客単価が上昇したことを注視。  今3月期の営業利益予想を129億円から155億円(会社計画は159億800万円)に引き上げており、来期の営業利益予想についても、147億円から195億円に上方修正した。  これらの要因から、レーティングは中位の「B」継続としたが、目標株価を1060円から1180円に上方修正している。  ゼンショーHの22日前場の株価は、午前11時に8円高の990円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
21日付のいちよし経済研究所リポートが、ゼンショーホールディングスの目標株価を引き上げた。
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2014-05-22 11:15