栄光ホールディングスが留学生・帰国子女向け分野を本格化
■留学専門予備校などのテイエス企画と提携を協議
栄光ゼミなどの栄光ホールディングス <6053> (東2)は25日の大引け後、英米留学の専門予備校などを展開するテイエス企画(東京都新宿区)と業務提携に向けた協議に入ることで基本合意したと発表。国内外の留学生マーケット、帰国子女マーケットなどに関して協業するとした。業績予想を修正する必要性などが生じた場合には速やかに発表するとし、留学生に関する総合的な教育サービスを本格展開する点で先進性があり注目される。
栄光ホールディングスは「シェーン英会話」も展開。発表によると、同社グループは、日本初の民間総合教育サービス企業を目指し、現在は(1)幼児からシニア層を対象とする生涯教育を見据えた「垂直」展開、(2)学習塾の境界を超えて英会話、科学実験専門教室、学びと安心(学童保育)等を繋げる「水平」展開、(3)「グローバル」展開、(4)「公教育」への展開、という4つのボーダーレスを成長戦略として掲げている。
このたび提携を協議するテイエス企画は、主に「トフルゼミナール」のブランドで、首都圏を中心に留学・国際関連事業を展開。この長年培ったノウハウを取り入れることにより、4つのボーダーレスのうち「水平」展開と「グローバル」展開の一層の推進を図ることができると判断したという。
栄光ホールディングスの株価は今年3月に850円まで上げ、その後は750円前後から800円前後の幅で横ばい相場を継続。25日の終値は772円(1円安)だった。業績は堅調で株価はPER11倍前後のため割高感は感じない水準。横ばいが長いだけに、もみ合いを抜け出して上昇第2幕に移れば大きな相場を形成する可能性がある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
栄光ゼミなどの栄光ホールディングス<6053>(東2)は25日の大引け後、英米留学の専門予備校などを展開するテイエス企画・・・。
economic
2013-12-26 06:45