キーウェアの今期利益が急回復、事業環境も良好、短期で株価倍化も
キーウェアソリューションズ <3799> (東2)は、売上が順調に拡大、前期に一部不採算案件から減益となった営業利益は今期(2015年3月期)には急回復となる。540円台の株価は1株利益、配当、1株純資産等からみて割安が目立ち、早晩、本格出直りとなるだろう。
2014年3月期の売上は5.3%増の172億円と2013年3月期の6.0%伸長に続いて順調だ。2014年3月期での売上構成比率は、「公共システム開発事業」が約58.5%で主力。他に、『ネットワークシステム開発事業』、『システムインテグレーション事業』、『ITサービス事業、『サポートサービス事業』などとなっている。
主力の公共システム事業については、官公庁、金融、鉄道系は堅調だったが、通信系が減少した。官公庁系において一部、不採算プロジェクトの発生が響いて、前期の営業利益は31.3%減少の3億6800円となった。
一方、航空宇宙系、ネットワーク監視系は引き続き好調。医療系では電子カルテ、オーダリング案件が堅調だ。さらに、社会保障・税番号制度などのマイナンバー制度の導入や2020年の東京オリンピックに向けたインフラ投資等の需用が見込まれるなど、同社にとってビジネスチャンスは拡大する見通し。
2015年3月期は売上4.7%増の180億円と続伸、営業利益は36.2%増益と急回復する。1株利益50.4円、配当は年10円の予定。
株価は昨年夏、400円前後のモミ合いを上放れて9月に2154円と短期間に5倍強の値上りをみせた。その後は急騰に対する当然の調整といえる展開。
足元では去る5月20日に503円まで下げたものの500円をキープしたことで底打ち感が急速に台頭し出直りの展開である。
配当利回り1.9%、PER10倍台、さらにPBR0.7倍台などに今期の利益回復、さらに先行き好展望を見込めば割安だろう。
動きだせば足の軽さは抜群で、先ずは1000円台回復へ株価倍増は早いものとみられる。底値圏は好仕込み場といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
キーウェアソリューションズ<3799>(東2・売買単位100株)は、売上が順調に拡大、前期に一部不採算案件から減益となった営業利益は今期(2015年3月期)には急回復となる。
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2014-05-22 14:45