日経平均は295円高、大幅高し1週間ぶり高値
22日の日経平均株価は前日比295円62銭高の1万4337円79銭と急反発し、終値としては14日以来約1週間ぶりの高値を付けた。
米国株高や円高一服を背景に買いが先行した。中国の5月HSBC製造業PMIが市場予想を上回ったことで中国の景気に対する過度の懸念も後退。日経平均は上げ幅を一時320円超に拡大した。かんぽ生命保険が日本株の保有比率を拡大する方針と報じられたことも追い風になった。
個別では、14年4月期で営業最高益と報じられたクックパッド <2193> が急伸。外資系証券による投資判断の引き上げが観測された富士重工業 <7270> も物色された。菊池製作所 <3444> はストップ高を付け、株式分割を発表したサイバーダイン <7779> も一時ストップ高。アイフル <8515> など消費者金融株は自民党が金利規制緩和の議論を開始したとの報道が材料視されて上げ基調を強めた。
半面、前日の決算説明会を受けて先行きに対する懸念が強まったサンリオ <8136> が急落した。パソナグループ <2168> は一部週刊誌の報道が悪材料視されて売りが優勢となった。地裁が大飯原発の運転を差し止める判決を下し、関西電力 <9503> が下落。九州電力 <9508> 、北海道電力 <9509> も軟調に推移した。(編集担当:宮川子平)
22日の日経平均株価は前日比295円62銭高の1万4337円79銭と急反発し、終値としては14日以来約1週間ぶりの高値を付けた。
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2014-05-22 15:00