決算後にコンセンサス予想が大幅に引き上げられた銘柄は=金山敏之
先月からスタートした3月期決算企業の本決算発表も一昨日でほぼ終わりました。こうしたなかゴールデンウィーク明けの週(7日-9日)に決算を発表した企業では、決算発表から一週間以上が経過しています。そのため決算発表を受けてのアナリストの業績見通しの見直しもある程度進んだと考えられます。そこで今回はゴールデンウィーク明けの週に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算発表後にアナリストの業績のコンセンサス予想が5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
そのなかにはコンセンサス予想が1割以上も大幅に上方修正された銘柄を幾つかみつけることもできます。その多くが強気の会社予想に引きずられる格好での引き上げとなっていますが、住友金属鉱山 <5713> は会社予想がコンセンサス予想にと届かなかったものの、決算後にコンセンサス予想がさらに引き上げられています。その結果、会社予想とのかい離が一段と開き、見直されたコンセンサス予想は会社予想を1割以上上回る格好となっています。また、修正されたコンセンサス予想が会社予想を1割以上上回る銘柄としては、ITHD <3626> や電気化学工業 <4061> 、ミネベア <6479> などがあります。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回はゴールデンウィーク明けの週に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に、決算発表後にアナリストの業績のコンセンサス予想が5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
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2014-05-22 17:45