スポット金小幅上昇、冴えない米雇用指標を受け
木曜日のスポット金は上髭長い陽線で引け、終値は1293.7だった。日中高値1303.6、安値は1289.9だった。NY時間発表された米先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は32万6000件と、前週から2万8000件増加した。新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを背景に、質への逃避として金買いが膨らんだ。
また、インド準備銀行(中央銀行)が金の輸入業者拡大を認めたとの報道も金買いに繋がった。だが、21日公表されたFOMC議事要旨によると、メンバーは今後の政策金利引き上げに向 けて具体策の議論を開始することを支持していた。このため市場では米金利先高感が強まり、上げ幅が縮小した。
ニューヨーク商業取引所(NY)の原油先物相場は、低調な米雇用関連指標を受けて売られ、反落した。米労働省が発表した新規失業保険申請件数は市場予想よりも悪い内容だった。これを受けて、米景気に先行き懸念が広がり、原油が売られた。また、前日に1カ月ぶり高値を付けた反動から、利食い売りも出やすく、相場の上値を抑えた。(情報提供:東岳証券株式会社)
木曜日のスポット金は上髭長い陽線で引け、終値は1293.7だった。日中高値1303.6、安値は1289.9だった。NY時間発表された米先週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は32万6000件と、前週から2万8000件増加した。新規失業保険申請件数が予想以上に増加したことを背景に、質への逃避として金買いが膨らんだ。
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2014-05-23 12:15