富士エレは上伸、マクニカとの経営統合を材料視

　富士エレクトロニクス <9883> は３日続伸し、朝方に５５円高（４．５６％高）の１２６０円を付けた。後場も堅調に推移している。 　２２日、マクニカ <7631> と経営統合すると発表した。取扱商品や顧客基盤の拡大、情報システムや物流機能の効率化および合理化による生産性・経営効率の向上などを目指す。両社は株式移転により、来年（１５年）４月１日付で共同持株会社を設立。東証に上場申請を行う予定。これに先立ち、マクニカと富士エレは同年３月２７日をもって上場廃止となる。 　マクニカの株価は朝方に買われたものの、一巡後はマイナス圏へ沈んだ。（編集担当：宮川子平）