ゴールドマン証が日精工の目標株価を引き上げ
23日付のゴールドマン・サックス証券リポートが、日本精工 <6471> の目標株価を引き上げた。
今3月期業績について、「会社計画の上振れ余地は大きい」とコメント。中国での自動車生産拡大が寄与し、自動車軸受や電動パワーステアリングの好調を見通しているほか、前期後半に復調した産業機器では、工作機械向けなどが上向くと分析。営業利益は従来予想の820億円から840億円(会社計画は750億円)に引き上げている。
また、同証券ではカルテルに絡むリスク要因として、毎期60億円の特損計上をこれまで業績予想に織り込んでいたものの、「これ以上長引く案件は見当たらない」として、来期以降は特損が発生しない前提に変更するという。
目標株価については、1520円から1600円に増額。投資判断は「買い・コンビクション」を再強調している。
日本精工の23日の株価は、午後1時11分に46円高(4.0%高)の1196円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
23日付のゴールドマン・サックス証券リポートが、日本精工の目標株価を引き上げた。
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2014-05-23 14:15