日経平均は124円高、一時は約1か月ぶりの1万4500円台に
23日の日経平均株価終値は、124円38銭高の1万4462円17銭と続伸。
前日NYダウの小幅続伸や為替の円安進行が好感され、日経平均は73円高の1万4411円で寄り付き。前日の295円高に続いての買い先行となった。
その後も、政府が打ち出すと見られる成長戦略に対する期待もあり、日経平均は一時191円高まで上昇。取引時間中としては4月25日以来の1万4500円台に乗せたが、大引け間際には利益確定売りも一部に出たもようだ。
個別では、カザフスタン油田で新設備を建設と報じられた住友精密工業 <6355> が急騰。3Dプリンター関連として名前の挙がったMUTOHホールディングス <7999> も大幅高した。
マクニカ <7631> とのと経営統合発表が材料視された富士エレクトロニクス <9883> や、今5月期の配当予想を修正した毎日コムネット <8908> 、外資証券が目標株価を引き上げた日本精工 <6471> も大きく買われている。
一方、国内証券が投資評価を引き下げた資生堂 <4911> 、今1月期の1Q業績が低進ちょくとなったタカショー <7590> 、経営方針説明会の評価が低かったソニー <6758> などが軟調となった。
業種別では、鉱業、不動産、タイヤ、保険、機械、石油製品株など多くのセクターが上昇した。(編集担当:片岡利文)
23日の日経平均株価終値は、124円38銭高の1万4462円17銭と続伸。
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2014-05-23 14:45