【今週の注目銘柄】アナ雪やテルマエが好調、海外で好スタートのGODZILLAも期待
東宝 <9602> は4月14日に開示した15年2月期業績予想で、売上高1870億円(前期比5.4%減)、営業利益235億円(同17.4%減)、純利益157億円(同11.3%減)と減収減益を見込んだ。前期はジブリ作品の「風立ちぬ」などが業績を支えたが、この反動が出る見通し。ただ、前期以上のヒット作に恵まれれば、今期業績の減益幅縮小にも期待が持てる。
足元では好調な作品が目立っている。ディズニー映画の「アナと雪の女王」は観客動員数が5月に入って1000万人を突破した。動員1000万人突破は08年の「崖の上のポニョ」以来という。また、「テルマエ・ロマエ2」は公開15日で前作を上回る動員200万人を突破。今年の実写邦画としては最速だ。
これから注目されるのはハリウッド版「GODZILLA(ゴジラ)」。北米では初日の興行収入が約40億円と同国の今年公開作品としては第1位のスタート。すでに続編の制作が発表されている。国内では7月25日に封切られる予定。ゴジラシリーズとしては04年12月に公開された「ゴジラ FINAL WARS」以来10年ぶりの復活となる。(編集担当:宮川子平)
東宝は4月14日に開示した15年2月期業績予想で、売上高1870億円(前期比5.4%減)、営業利益235億円(同17.4%減)、純利益157億円(同11.3%減)と減収減益を見込んだ。
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2014-05-25 10:00