ユニチカ、取引銀行などに金融支援要請、株価は軟調
ユニチカ <3103> は26日、主要な取引金融機関などに金融支援を要請したと発表した。
第三者割当の方法で、三菱東京UFJ銀行に対して総額約217億円のA種種類株式を、みずほ銀行および三菱UFJ信託銀行に対して総額約58億円のB種種類株式を、投資ファンドのジャパン・インダストリアル・ソリューションズに対して総額100億円のC種種類株式を発行する。
銀行から調達した資金は債務の弁済に充当。ファンドからの資金はフィルム事業や樹脂事業、不織布事業の拡販に充てる。
今後は低採算事業およびノンコア事業の縮小・撤退、高分子事業およびアジア地域向け事業への経営資源の集中投下などを計画。15年3月期では最終赤字370億円を見込んだが、18年3月期では純利益110億円を見通した。
ユニチカの株価は売りが先行し、午前9時39分には16円安の41円を付けた。(編集担当:宮川子平)
ユニチカは26日、主要な取引金融機関などに金融支援を要請したと発表した。
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2014-05-27 10:15