キリン「サッカー日本代表オフィシャルパートナー」契約を更新、8年間延長

 キリングループは、日本サッカー協会(JFA)と2015年4月から2022年12月末まで「サッカー日本代表オフィシャルパートナー」契約を更新することで基本合意したと発表した。2014年5月25日、東京・国立代々木競技場で記者会見を開催し、キリンの磯崎功典代表取締役社長は、「“新しい日本を見せよう。”をサッカー応援活動のスローガンに掲げ、サッカー日本代表の応援を通じて日本を元気にしたい」とオフィシャルパートナーとしての抱負を語った。(写真左から日本サッカー協会の大仁邦彌会長、キリンの磯崎功典代表取締役社長。サーチナ撮影)  キリングループがサッカー日本代表のスポンサードを開始したのは1978年。当時の日本では初めての本格的国際大会であった「ジャパンカップ」に協賛したことが始まりで、今年で37年目を迎えた。「ジャパンカップ」は、1985年から現在の「キリンカップサッカー」に名称を変更し、1992年からは国の代表であるナショナルチーム同士の対戦であるFIFA(国際サッカー連盟)公認のインターナショナルAマッチになった。  日本サッカー協会の大仁邦彌会長は、「日本サッカー不遇の時代から36年間の長きにわたって、サッカー界を支えてくださった」とキリングループと日本サッカーとの絆の深さを強調。これまでの「オフィシャルスポンサー」から、ファンやサポーターと一体となってサッカー日本代表を応援する「オフィシャルパートナー」として、改めて約8年間の契約を結ぶことを喜んだ。  磯崎氏は、「スポンサーは下支えする、バックアップというイメージ。支援というよりも、ファンやサポーターと一緒になって応援する企業でありたい」と、「オフィシャルパートナー」に込めた思いを語った。  また自身の入社当時を振り返り、「キリングループがサッカー日本代表を支援し始めた1978年は、私が入社した翌年のこと。当時は営業部にいて、まだ客席が閑散としていた会場でビールを売っていたことを思い出す。そこからサッカー日本代表がワールドカップに常時出場するチームに成長し、日本のサッカーが発展してきたことは感無量だ」と特別な思いを明かした。  そして、6月のワールドカップブラジル大会に向けて磯崎氏は「優勝圏内に入ってほしい」とエールを送り、大仁氏は「これぞ日本サッカーという活躍をして世界を驚かせたい」と力強く応えていた。  現在、キリンビールはサッカー日本代表応援プロモーションを実施中。第3弾として5月27日に「サッカー日本代表缶」の新デザインと「一番搾り 日本代表応援スペシャルセット」を同時発売する。(編集担当:風間浩)
キリングループは、日本サッカー協会(JFA)と2015年4月から2022年12月末まで「サッカー日本代表オフィシャルパートナー」契約を更新することで基本合意したと発表した。(写真左から日本サッカー協会の大仁邦彌会長、キリンの磯崎功典代表取締役社長。サーチナ撮影)
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2014-05-27 12:00