三井住友信託銀、女性限定でおもてなしと資産運用のNISAセミナー

 三井住友信託銀行は2014年5月26日、東京・大手町のサンケイプラザで「スマート女子のためのNISA女性限定セミナー」を開催した。元全日空キャビンアテンダントの里岡美津奈さんが「おもてなし」をテーマにした講演を行った他、日興アセットマネジメント、三井住友信託銀行の投資運用コンサルティング部からNISAに適した運用方法や投資商品についての紹介があった。19時から始まったセミナーには、仕事帰りの女性も続々と来場し、講師のアドバイスに熱心に耳を傾けていた。(写真は、三井住友信託銀行のセミナーで「おもてなし」をテーマに講演する里岡美津奈さん。サーチナ撮影)  三井住友信託銀行がNISAをテーマにした女性限定セミナーを開催したのは、2014年2月24日に続いて2度目。第1回目のセミナーで「より具体的な投資商品について話を聞きたかった」という要望が強かったことを受け、投資商品の内容に踏み込んだ解説を行った。  里岡美津奈さんの講演は、「また会いたい! と言われる人の気くばりのルール」と題して、約25年間をCAとして勤務した中で15年間は国賓の接遇にあたっていたという里岡さんが、「接客業のプロとしての接遇」のポイントを語った。特に、接遇にあたって大きな位置を占める「第一印象」について、視覚・聴覚・嗅覚の3点から「自分がどう見え、聞かれ、嗅がれているかは意識して変えることができる。相手を想定し、良い印象を与える身だしなみを整えることが、もてなす人の価値になる」と、具体的に意識すべきポイントの解説があった。  一方、NISA口座での具体的な資産運用の進め方について、日興アセットマネジメント資産運用サポート第一部の角本直美さんから、「転ばぬ先の杖としての資産の分散を」「買付時期の分散で心穏やかに」など、分散投資のススメがあり、運用のプロの力に託す投資信託を活用するメリットが語られた。  そして、三井住友信託銀行の投資運用コンサルティング部から「NISAで投資! 上手な商品選びのコツ」として、NISA口座の非課税メリットを最大限に享受できる、制度に適した商品の考え方を紹介。(1)長期分散投資により、安定的な収益を獲得しながら、(2)収益の下振れリスクを抑制し、(3)市場環境の変化に応じてファンド内で自動的に資産を入れ替えを行うファンド――という観点からファンドを選ぶことを提案。セミナー会場では、「世界標準債券ファンド<愛称:ニューサミット>」、「コア投資戦略ファンド(安定型)/(成長型)<愛称:コアラップ(安定型)/(成長型)>」、「コア投資戦略ファンド(切替型)<愛称:コアラップ(切替型)>」の3ファンドを紹介していた。(取材・編集担当:徳永浩)
三井住友信託銀行は2014年5月26日、東京・大手町のサンケイプラザで「スマート女子のためのNISA女性限定セミナー」を開催した。(写真は、三井住友信託銀行のセミナーで「おもてなし」をテーマに講演する里岡美津奈さん。サーチナ撮影)
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2014-05-27 15:30