コンセンサス予想の引き上げで会社予想とのかい離が一段と開いた銘柄は=金山敏之
先月からスタートした3月期決算企業の本決算発表も先週前半で終わり、決算発表終盤で決算を発表した企業でもアナリストの業績見通しの見直しもある程度進んだと考えられます。このコーナーでは決算発表後にアナリストの業績見通しが引き上げられた銘柄を何度かに渡って取り上げてきましたが、今回は12日から20日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算発表後にアナリストの業績のコンセンサス予想が5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
そのなかには決算発表後にコンセンサス予想が1割以上も大幅に上方修正された銘柄が幾つかみられます。そうした銘柄の多くは強気の会社予想に引きずられる格好でコンセンサス予想も大きく修正されています。しかし、大成建設 <1801> では今期の会社予想がコンセンサス予想に届かなかったにも関わらず、決算発表後にコンセンサス予想が大きく引き上げられています。その結果、会社予想とコンセンサス予想のかい離が一段と開く格好になっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は12日から20日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算発表後にアナリストの業績のコンセンサス予想が5%以上引き上げられた銘柄をピックアップしてみました。
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2014-05-27 17:45