日経平均は小幅高、利益確定売りが上値を抑える

 28日の日経平均株価は前日比10円41銭高の1万4646円93銭で寄り付いた。米国株高を好感した買いが先行。連日高の反動で利益確定売りが上値を抑え、マイナス圏へ沈む場面もみられたが、ドル・円が一時102円台を回復するなど円高が一服したことで朝方の時点で下値は限られた。  個別では、CB発行と自社株買いを同時発表したヤマダ電機 <9831> が上昇。台湾の投資会社と業務資本提携を発表した極楽湯 <2340> も買われた。薄型リチウム電池の量産が報じられたFDK <6955> は買い気配スタート。新規機能性素材「バナファイン」の上市を発表したファーマフーズ <2929> は急騰した。  半面、公募増資などで3000億円超を調達すると発表した三井不動産 <8801> は急落した。14年10月期業績予想を下方修正したファースト住建 <8917> もさえない。(編集担当:宮川子平)
28日の日経平均株価は前日比10円41銭高の1万4646円93銭で寄り付いた。
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2014-05-28 09:15