三井不は急反落、3200億円超の公募増資発表で希薄化懸念
三井不動産 <8801> は5営業日ぶりに急反落し、午前9時7分には230円安(6.89%安)の3110円を付けた。午前9時45分現在、日経平均採用銘柄の中では値下がり率トップ。
27日引け後、公募増資で1億株の新株式を発行し、約3245億7000万円を調達すると発表。1株利益の希薄化を警戒した売りが先行した。需給状況に応じ、最大1000万株のオーバーアロットメントによる追加売り出しも実施する。発行済株式総数は最大12.5%増加する見通し。発行価格は6月16―18日に決定する。
調達資金は日本橋、八重洲、日比谷の再開発や、複合施設、商業施設、物流施設、賃貸マンション、ホテル・リゾート施設などの設備資金の一部に充当し、残額が生じた場合は金融機関への返済資金に充当する。(編集担当:宮川子平)
三井不動産は5営業日ぶりに急反落し、午前9時7分には230円安(6.89%安)の3110円を付けた。
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2014-05-28 09:45