キヤノン電子は続落、営業益予想の下方修正を嫌気

  キヤノン電子 <7739> は4日続落し、朝方には基準値比36円安の1877円を付けた。25日引け後に13年12月期業績予想の修正を発表。売上高を1110億円から990億円(前期比6.1%減)、営業利益を120億円から100億円(同13.4%増)に引き下げたことが嫌気された。   欧州経済の停滞や新興国経済の減速感などを背景に、コンパクトタイプおよびレンズ交換式タイプのカメラ関連製品の販売が想定を下回る見通し。ただ、経費削減の推進や円安の影響などを理由に、純利益予想は72億円(同15.9%増)を据え置いた。   親会社のキヤノン <7751> の株価も弱含みで推移している。ゴールドマン・サックス証券は26日付リポートで、「デジカメの需要下ブレはある程度想定されていたが、キヤノン電子の業績の下ブレ幅が大きい」として、主要顧客のキヤノンにとってもネガティブとした。(編集担当:宮川子平)
キヤノン電子は4日続落し、朝方には基準値比36円安の1877円を付けた。
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2013-12-26 10:45