ファースト住は急落、業績予想の下方修正を嫌気
ファースト住建 <8917> は午前9時12分に148円安(10.16%安)の1308円で寄り付き、5営業日ぶりに急反落。27日引け後に発表した14年10月期業績予想の下方修正が嫌気された。売り一巡後は下げ渋っている。
4月中間期では、売上高を250億円から202億6000万円(前年同期比11.3%減)、営業利益を25億円から18億5000万円(同17.5%減)に修正し、増収増益予想が一転。通期では、売上高を490億円から415億5000万円(前期比14.6%減)、営業利益を47億8000万円から33億3000万円(同35.0%減)に見直し、減益幅が拡大する。
すまい給付金制度の開始や住宅ローン減税制度の拡充を背景に、消費税率引き上げ前の駆け込み需要が想定を下回った。また、販売物件の値引きや技能工不足に伴う外注費の上昇、円安による資材の値上げなどが利益を圧迫した。(編集担当:宮川子平)
ファースト住建は午前9時12分に148円安(10.16%安)の1308円で寄り付き、5営業日ぶりに急反落。
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2014-05-28 10:30