大成建や鹿島が急上昇、米系証券による格上げ観測

 大成建設 <1801> や鹿島 <1812> が急上昇。朝方に、大成建は22円高の523円、18円高の412円まで買われた。  シティグループ証券による投資判断の引き上げが観測されている。シティ証は27日付で両社の投資判断を「中立」から「買い」に見直した。両銘柄ともに同業他社と比較して出遅れていると指摘。大成建は単体受注高や単体土建利益率などに上ブレ余地があり、鹿島については工事損失引当金の減少が始まる今期から建築利益率が改善に向かうとした。  目標株価については、大成建、鹿島のほか、投資判断「中立」を据え置いた大林組 <1802> 、清水建設 <1803> も引き上げている。株式市場では大林組、清水建も急伸したほか、熊谷組 <1861> 、鉄建 <1815> など中堅ゼネコン株もツレ高し、業種別株価指数の騰落率ランキングで建設株は値上がり率トップ。(編集担当:宮川子平)
大成建設や鹿島が急上昇。朝方に、大成建は22円高の523円、18円高の412円まで買われた。
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2014-05-28 11:45