日経平均は5連騰、大手ゼネコンが高値更新=長島和弘

■今日の動きから  5月28日の東京株式市場、日経平均株価は34円43銭高の1万4670円95銭と5営業日続伸。米国株4連騰、円安推移を好感し、堅調展開が続きました。日経225採用で値上り銘柄数は117、値下り銘柄数は93、変わらずは15。東証1部上場値上り993銘柄、値下り661銘柄、変わらず154。全33業種中21業種が値上り。TOPIXも5日続伸。マザーズは7日続伸。東証REITは続伸しました。  日経平均採用銘柄では、富士通 <6702> が連日高値と堅調。政府は今年度末に期限切れとなる都市開発促進税制を2年ほど延長する検討に入ったと伝わったことを受け、大成建 <1801> 、大林組 <1802> 、清水建 <1803> 、鹿島 <1812> の大手ゼネコンが高値更新となった一方で、公募増資を発表した三井不 <8801> をはじめ不動産株が下げました。  6月には、政府の成長戦略の取りまとめに年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革を控えていることから、外部環境が大きく変化しない限り底堅い動きが期待されそうだ。(執筆者:長島和弘)
6月には、政府の成長戦略の取りまとめに年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革を控えていることから、外部環境が大きく変化しない限り底堅い動きが期待されそうだ。
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2014-05-28 15:45