ラクオリア薬、ＴＴＸ―Ｓに対して作用する遮断薬が特許査定

　ラクオリア創薬 <4579> は２８日引け後、同社が創出したナトリウムチャネル遮断薬のひとつが国内で特許査定を受けたと発表した。テトロドトキシン感受性（ＴＴＸ―Ｓ）ナトリウムチャネルに対して特異的に作用するもので、複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されているという。 　ナトリウムチャネルはふぐ毒で知られるテトロドトキシンに対する感受性により、ＴＴＸ―Ｓ（感受性）とＴＴＸ―Ｒ（抵抗性）に分類され、ＴＴＸ―Ｓに分類されるチャネルの遮断薬は痛みの治療薬として期待される。 　２８日終値は３円高の５４９円。（編集担当：宮川子平）