オーデリックは海外展開に期待、今期最高益、株価底打ち

  オーデリック <6889> (JQS)は、戻り相場に転じている。海外展開への期待感があるほか、連続最高益更新見通しで割安感があり、配当利回り妙味も増し見直し余地が広がる。下値が確認されており、水準訂正高が期待されることから中長期で注目したい。   足元の業績、主力の住宅市場向けでLED照明器具のラインナップをさらに強化することでシェアアップを図るとともに、非住宅市場向けでは、店舗向け専用のLED照明器具カタログなどにより営業攻勢を強め、収益維持拡大を図り、今2015年3月期業績予想は、売上高366億円(前期比0.5%増)、営業利益46億円(同0.9%増)、経常利益47億円(同1.4%増)、純利益28億円(同1.1%増)と増収増益を確保し連続最高益更新を見込んでいる。年間配当は100円を予定している。   株価は、1月20日につけた年初来高値3470円から2月4日に年初来の安値2562円と調整。5月21日安値2576円と売り直されて、足元では2600円割れで下値を固めた感がある。     現時点で海外売上高比率は1%にも満たない状況だが、中期経営計画ではASEANを中心としたアジア各国への展開をさらに積極化させ、パートナーとの協業体制を確立、営業活動を推進するとしており、海外進出への期待感が高まる。今期予想PER7倍台と割安感があり、配当利回り3.7%と利回り妙味も増す。下値不安も少なく、中長期でリバウンドが期待されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
オーデリック<6889>(JQS)は、戻り相場に転じている。海外展開への期待感があるほか、連続最高益更新見通しで割安感があり、配当利回り妙味も増し見直し余地が広がる。
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2014-05-29 09:15