NTTデータの投資判断を大和証券が引き上げ
大和証券が25日付で、NTTデータ <9613> の投資判断を引き上げている、
同証券では、NTTデータの今3月期第3四半期決算は会社計画並みの進ちょくを予想。前年同期比で1―2%の増収となる要因は、大型案件のサービス切り替え、円安効果や営業努力などを挙げている。2Qに計上した大型の損失引当金については、多めに見積もっている追加損失分は全額消化しそうだと見ているが、当該損失は株式市場では周知なため「株価への影響は限定的」と考えている。
来期予想については、売上高1兆4500億円、営業利益は900億円の予想を据え置いている。大型不採算案件の追加引当金が来期も続くものの、海外営業利益の黒字転換を予想しており、来期以降は「中長期的に業績の長期拡大期を迎える」と分析する。
同証券による今後6―9カ月の目標株価は4200円と評価し、直近の水準からは12%の上昇余地を指摘。レーティングを「3(中立)」から「2(アウトパフォーム)」に引き上げている。
NTTデータの26日の株価は、前場に90円高の3875円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
大和証券が25日付で、NTTデータの投資判断を引き上げている、
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2013-12-26 12:45