IBM、中国の「依存低減」措置は「寝耳に水」?・・・「30年協力してきたのに」=中国メディア

 中国政府当局が、国内の金融機関でIBM社製サーバーが独占状態となっている状況に安全面での懸念を示し、依存度を下げる措置を予定しているとの報道に対し、IBMは28日に「まったく知らない」とする声明を発表した。中国メディア・新華網が29日報じた。  記事は、IBM中国エリアの広報責任者による書面でのコメントを紹介。コメントには「国内の銀行でIBMサーバーを使わないようにするという政策については、全く知らない」、「IBMは中国に根差してからすでに30年、信頼できる協力パートナーだ」と書かれていたことを伝えた。  また、IBMが世界のハイエンド向けサーバー市場で絶対的な発言権を持っており、特に金融や電信などの中核的業種において、中国市場を含めた強いニーズを獲得していると紹介した。  さらに、今回の報道の影響により昨日国内金融向け製品サプライヤーの株価が軒並み急上昇したことも併せて報じた。(編集担当:今関忠馬)
中国政府当局が、国内の金融機関でIBM社製サーバーが独占状態となっている状況に安全面での懸念を示し、依存度を下げる措置を予定しているとの報道に対し、IBMは28日に「まったく知らない」とする声明を発表した。中国メディア・新華網が29日報じた。
technology,china,america,politics,economy
2014-05-29 14:15