日経平均は6連騰、全般は底堅い動きへ=長島和弘

■今日の動きから  5月29日の東京株式市場、日経平均株価は10円77銭高の1万4681円72銭と小幅ながら6営業日続伸。米国株反落も、6月の成長戦略と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革が下支え、底堅い動きとなりました。日経225採用で値上り銘柄数は110、値下り銘柄数は97、変わらずは18。東証1部上場値上り805銘柄、値下り829銘柄、変わらず176。全33業種中23業種が値上り。TOPIXも6日続伸。マザーズは8日続伸。東証REITは3日ぶりに反落しました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファナック <6954> やファーストリテ <9983> は小幅ながら下落。主力の日立 <6501> が続落するなど、やや上値の重い銘柄はあったが、トヨタ <7203> など自動車株が上昇したことが下支えしました。  明日は週末控えで積極的に上値を試す展開は期待できにくいが、需給面の良好な銘柄に商いが集中する可能性はあるだろう。(執筆者:長島和弘)
明日は週末控えで積極的に上値を試す展開は期待できにくいが、需給面の良好な銘柄に商いが集中する可能性はあるだろう。
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2014-05-29 16:00