第一カッター興業は建設関連で好業績、今6月期41%増益
舗装およびコンクリート構造物の切断・穿孔工事を中心に建築・土木・設備の幅広い分野で様々な工事を手掛る、第一カッター興業 <1716> は、5月29日(木)8円高の1395円と7営業日続伸している。政府による成長戦略に対する期待感から中長期での成長持続が見込まれるほか、業績好調で割安感があり見直し余地が広がることから、押し目場面は注目したい。
足元の業績、切断・穿孔工事事業につきましては、耐震補強関連工事、高速道路補修関連工事、発電所改修関連工事、橋脚補修関連工事及び電鉄補修関連工事等の受注好調のほか、ビルメンテナンス事業も好調で、2014年6月期業績予想は、売上高90億1900万円(前期比5.2%増)、営業利益7億1800万円(同41.5%増)、経常利益7億6200万円(同29.9%増)、純利益は4億5400万円(同32.8%増)と続伸を見込んでいる。年間配当は10円を予定している。
株価は、3月11日につけた年初来高値1577円から3月25日安値1214円まで短期調整を挟んで5月14日高値1519円と上昇。5月19日安値1250円と売り直されて下値確認から上昇。月足では9カ月移動平均線がサポートしており、トレンドは崩れていない。公共投資については復興関連予算の執行及び国土強靭化への取組みによる政府建設投資の増加が今後も見込まれるほか、民間設備投資については2020年東京五輪開催決定により今後の需要増加が見込まれることから、中長期的な成長が続くと予想される。今期予想PER9倍台・PBR0.78倍と割安感があり、05年12月につけた上場来高値1664円奪回が期待されよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
舗装およびコンクリート構造物の切断・穿孔工事を中心に建築・土木・設備の幅広い分野で様々な工事を手掛る、第一カッター興業<1716>(東1)は、5月29日(木)8円高の1395円と7営業日続伸している。
2014-05-30 07:15