くらが急伸、4月中間期は一転増益予想に

 くらコーポレーション <2695> が大きく買われ、寄り付き直後に68円高(3.3%高)の2154円まで上昇している。  29日引け後、同社は今10月期の4月中間期業績予想を上方修正。材料視された。  中間期の売上高は従来予想の454億9200万円から471億9600万円(前年同期比10.1%増)に増額。営業利益は18億3600万円から27億5100万円(同12.8%増)、純利益は11億100万円から17億2900万円(同11.5%増)に修正され、どちらも増益予想に転じている。  同期間、2月の関東地方の大雪による影響があったものの、消費増税に伴う消費の落ち込みは見受けられず、既存店売上高は前年同期を上回っている。また、新メニューや「KULA CAFE」によるコーヒーの投入などが、客単価の上昇に結び付いたという。  通期予想については、コストの上昇など事業環境の不透明感もあり、従来予想を据え置いている。  同社の年初来高値は、4月17日に付けた2203円。(編集担当:片岡利文)
くらコーポレーションが大きく買われ、寄り付き直後に68円高(3.3%高)の2154円まで上昇している。
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2014-05-30 08:30