日本人に学ぶ、仕事の効率アップに役立つ「４つの秘訣」＝中国メディア

　中国メディアのＢＷＣＨＩＮＥＳＥはこのほど、日本人が仕事の効率を上げるために心がけている４つの秘訣について紹介する記事を掲載し、日本人の秘訣を身につけられれば仕事だけではなく、「生活のすべてにおいて効率の向上と時短を手に入れられる」と論じた。 　記事が紹介した１つ目の秘訣は計画性だ。日本人は仕事をするうえでは計画性が何よりも重要だと考えていると紹介し、「仕事の順序を決め、最初に取り掛かることと最後に行うことを明確に決めることは何をするうえでも必要なこと」と指摘。さらに、計画を立てることは仕事量を増やすことではなく、「仕事量を減らすための準備である」と伝えた。 　次に紹介したのは積極性だ。何事も自ら積極的に動き、自分にできることを能動的に探すことで仕事をスムーズに効率よく進めることができると伝えた。さらに面倒な仕事に文句を言うよりも、心を落ち着けて１つ１つ仕事をこなしていくべきとし、やることがない時は整理整頓を心がけようと伝えた。 　３つ目の秘訣は効率の重視だ。仕事を完璧にやり遂げたとしても必要以上に時間がかかっては元も子もないとし、「許容できる質の水準を予め定めることが重要であり、仕事の完璧さより仕事の質を保ちつつ、効率を重視することが重要」と紹介。 　さらに、仕事の内容によって基準は異なるとしつつも、「日本人は一般的に８０％から８５％の質を保つことができれば良いと考えている」と紹介した。 　記事が指摘した４つ目の秘訣は「臨機応変な対応」だ。どれだけ念入りに計画を立てても、計画になかった事態は往々にして発生するもの。記事は想像していなかったトラブルが発生しても冷静に対策を考えることが大事と指摘、「日本人は経験豊富な人ほどトラブル発生時は気持ちに余裕を持って対処する」と紹介した。（編集担当：村山健二）（イメージ写真提供：１２３ＲＦ）