アイホンの目標株価をいちよしが引き上げ
アイホン <6718> に対して、いちよし経済研究所が29日付でリポートを発表した。
同研究所による今15年3月期の営業利益予想は40億円。会社計画の36億円(前期比6.4%増)を上回ると見通している。
会社側は、今期に集合住宅向けで5億円、ケア市場向けで3億円、海外市場向けで6億円の増収を予想、営業増益に寄与すると見ている。一方、同リポートでは欧州での7型モニタ新製品の販売好調、ケア市場向け新製品の評価の高さなどから、「会社予想は保守的」と分析。受注残の多さもあり、「先行きに対しての懸念は小さい」と見通した。
また、中期的にはドアホンのディスプレイがHEMS(家庭内エネルギー監理システム)のモニタに進化する可能性があるとして、材料視している。
同研究所によるフェアバリューは、従来予想の2300円から2500円に引き上げ。レーティングは最上位の「A」を据え置いた。
アイホンの30日の株価は、前場に64円高の1770円まで買われている。(編集担当:片岡利文)
アイホンに対して、いちよし経済研究所が29日付でリポートを発表した。
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2014-05-30 11:30