日経平均は7日ぶりに反落、低位材料株物色へ=長島和弘

■今日の動きから  5月30日の東京株式市場、日経平均株価は49円34銭安の1万4632円38銭と7営業日ぶりに反落。米国株高も、やや円高に推移したことから、いったん売り先行となりましたが、下げ渋った感がありました。日経225採用で値上り銘柄数は110、値下り銘柄数は97、変わらずは18。東証1部上場値上り815銘柄、値下り834銘柄、変わらず160。全33業種中19業種が値下り。TOPIXも7日続伸。マザーズは9日続伸。東証REITは反発しました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファナック <6954> やファーストリテ <9983> が、続落しましたが、ソフトバンク <9984> が上昇。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> が上昇し、全体は底堅いとの感じも。  東証1部市場では、丸栄(東1: <8245> )が値上り率上位に入っており、多少主力株の動きが鈍くなっても低位材料株を物色する流れは続きそうだ。(執筆者:長島和弘)
東証1部市場では、丸栄が値上り率上位に入っており、多少主力株の動きが鈍くなっても低位材料株を物色する流れは続きそうだ。
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2014-05-30 15:30