トリケミカルは一時急伸、第1四半期の営業黒字確保を好感
トリケミカル研究所 <4369> は一時急伸し、26円高(12.04%高)の242円を付けた。買い一巡後は利益確定売りに押されて上げ幅を縮小し、下げに転じる場面もみられる。5月30日引け後に15年1月期第1四半期の決算を発表し、営業黒字確保を評価した買いが先行した。
売上高は前年同期比20.8%増の9億4000万円、営業利益は7400万円(前年同期は2200万円の赤字)、純利益は同12.6%増の3900万円だった。既存顧客に加え、海外を中心とした新規顧客や新規製品に向けた取り組みを強化。製造工程の見直しなど生産の効率化や合理化施策などで収益の向上を図った。3月31日は上野原第二工場で火災事故が発生し、稼働を一時停止していたが、現在は稼働を再開している。
業績予想は変更していない。14年7月中間期では、売上高17億8000万円(前年同期比12.5%増)、営業利益6000万円(前年同期は4900万円の赤字)、純利益3000万円(前年同期比2.6倍)を計画している。(編集担当:宮川子平)
トリケミカル研究所は一時急伸し、26円高(12.04%高)の242円を付けた。
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2014-06-02 09:30