釜山国際モーターショーで日産が話題・・・「韓国市場」にディーゼル車で勝負か=韓国メディア

 5月29日から開催中の「2014釜山国際モーターショー」(BIMOS 2104)で、日産のディーゼル車に注目が集まっている。複数の韓国メディアが報じた。  韓国日産は、2014年釜山国際モーターショーで日産の7つのモデル、インフィニティの5つのモデルなど全12種のラインアップを紹介。  日産ブランドで最も関心を集めるモデルは、韓国日産が国内市場の主力モデルに育てるという抱負を明らかにした「キャッシュカイ」のディーゼルモデルであり、アジア市場に日産ブランドで最初に導入するという点でも注目されていている。 韓国では今年の年末に発売予定。  これまでにも韓国では、日産自動車が日本国外で展開している高級車ブランド「インフィニティ」のディーゼル中型セダン「Q50」が発売されている。  このディーゼルモデル発売後の今年1-4月、インフィニティの販売台数は865台で前年比167%増加となり、ディーゼルモデルを発売した効果が顕著に表れたとみられる。  また、韓国日産の菊池毅彦社長は1日、「韓国でディーゼルブームはいつまでも持続しないだろうが、当分の間は市場を主導する」とし「このため日産は、さまざまなエンジンの組み合わせを行う」と明らかにした。  韓国メディアは、ディーゼルを前面に出したドイツ車の勢いに押さえられて存在感を失った日本車が生存のために大きく変身し、トヨタとホンダが相変らずハイブリッドで厳しい戦いを行う一方、日産は果敢にディーゼルで正面から挑むと指摘した。(編集担当:李信恵)(イメージ写真提供:(C)Ken Wolter/123RF.COM)
5月29日から開催中の「2014釜山国際モーターショー」(BIMOS 2104)で、アジア初出品した日産のディーゼル車に注目が集まっている。(イメージ写真提供:(C)Ken Wolter/123RF.COM)
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2014-06-02 10:30