日経平均が1万5000円台回復、取引時間中としては4月4日以来

 3日の日経平均株価は前日比153円12銭高の1万5089円04銭で寄り付いた。日経平均が取引時間中に1万5000円台を回復するのは4月4日以来。  米国ではNYダウが連日で史上最高値を更新し、ドル・円が102円台半ばまで上昇したことを受けて投資家心理が改善。東京市場では証券株や輸出関連株を中心に買いが先行した。  個別では、14年7月期業績予想を上方修正したアルチザネットワークス <6778> やNEDOの「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に採択されたリプロセル <4978> などが買い気配スタート。15年1月期第1四半期で営業益4割増のピジョン <7956> も高い。5月度で2ケタ増収のスズデン <7480> なども買われた。  半面、公募増資などを発表した大王製紙 <3880> やDIC <4631> は売りが優勢となっている。(編集担当:宮川子平)
3日の日経平均株価は前日比153円12銭高の1万5089円04銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-06-03 09:00