大王紙が急落、公募増資など発表し株式数は最大16%増に
大王製紙 <3880> が大きく売られ、午前9時9分に91円安(7.8%安)の1081円まで下落している。
同社は2日引け後に新株発行や株式の売り出しを発表し、株式の希薄化などが懸念された。
公募増資による新株発行は1400万株、筆頭株主の北越紀州製紙 <3865> を割当先とする第三者割当増資が423万株となり、オーバーアロットメントによる最大210万株の第三者割当増資も行う。
同社の発行済み株式総数は、約1億2902万株から最大で約1億4935万株に拡大。約15.8%の増加となる。
手取概算額で224億3602万円程度となる調達資金は、紙おむつやティシューの生産設備に向けた投資、中国子会社への投融資のほか、普通社債の償還資金にも充てられる。(編集担当:片岡利文)
大王製紙が大きく売られ、午前9時9分に91円安(7.8%安)の1081円まで下落している。
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2014-06-03 09:45