【株式市場】5年2カ月ぶりの円安など好感し日経平均は2日ぶりに年初来高値
26日後場の東京株式市場は、対ドルで5年2カ月ぶりの円安水準になったほか、昼過ぎにロイター通信の話として安倍首相と日銀の黒田総裁が会談と伝えられ、期待や思惑が高揚。東証1部銘柄の91%が値上がりし、日経平均は2日ぶりに年初来高値を更新。
ここ鈍重だったトヨタ自動車 <7203> が3%高となったほか、大成建設 <1801> や日本橋梁 <5912> 、東亜道路工業 <1882> などが軒並み活況高となり、大手銀行株や証券株、不動産株にも年初来の高値が出はじめた。
材料株も強く、次世代電池への期待から藤倉ゴム工業 <5121> は3日連続ストップ高。プラザクリエイト <7502> (JQS)はスマホ販売好調とされてストップ高。上場3日目のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT) <6090> (東マ)は連日ストップ高。上場6日目のシグマクシス <6088> (東マ)も連日ストップ高。
東証1部の出来高概算は24億7143万株、売買代金は1兆9907億円。1部上場1775銘柄のうち、値上がり銘柄数は1624(前引けは1578)銘柄、値下がり銘柄数は112(前引けは141)銘柄。
業種別指数は33業種中全業種(前引けは32業種)が値上がりし、高い業種は証券・商品先物、パルプ・紙、建設、その他金融、保険、鉄鋼、輸送用機器、銀行、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
26日後場の東京株式市場は、対ドルで5年2カ月ぶりの円安水準になったほか、昼過ぎにロイター通信の話として安倍首相と日銀の黒田総裁が会談と伝えられ、期待や思惑が高揚。
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2013-12-26 15:45