日経平均は1万5000円台回復、好循環買いとなるか見極めへ=長島和弘

■今日の動きから  6月3日の東京株式市場、日経平均株価は98円33銭高の1万5034円25銭と続伸し、4月4日以来の1万5000円台回復となりました。米国株連日の最高値を好感し、主力株中心に堅調展開が続きました。日経225採用で値上り銘柄数は160、値下り銘柄数は51、変わらずは14。東証1部上場値上り1035銘柄、値下り617銘柄、変わらず159。全33業種中30業種値上り。TOPIXは9日続伸。マザーズは11日続伸。東証REITは反発しました。  日経平均採用銘柄では、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> (東1: <9983> )、ソフトバンク <9984> 、ファナック <6954> などが続伸。主力の日立 <6501> やトヨタ <7203> も、続伸しました。  業種別では、好況を映した形で、証券商品先物、銀行業が値上り上位に入りました。TOPIXが9連騰、マザーズが11連騰しており、急ピッチの上げとの感覚はあるものの、好循環買いとなるか注目されよう。(執筆者:長島和弘)
業種別では、好況を映した形で、証券商品先物、銀行業が値上り上位に入りました。TOPIXが9連騰、マザーズが11連騰しており、急ピッチの上げとの感覚はあるものの、好循環買いとなるか注目されよう。
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2014-06-03 15:45