ロココ、創業20周年を機に成長分野のコールセンター事業を増強

企業のITパートナーとして幅広いITソリューションを提供しているロココ(本社:大阪市中央区)は2014年6月7日に創業20周年を迎えた。同社代表取締役社長の長谷川一彦氏は、「今後もIT・ネットワーク分野は一段と発展していくことが見込まれ、システム開発とともに、その利用者のサポートへのニーズは高まっていく。ネットワークサポートに特化したコールセンター事業を一段と増強し、サービス力をパワーアップしていきたい」と語っている。
ロココは、社名が「こころ」(心)から生まれていることに表れているように、経営資源は「人」そのものと位置づけ、「人ありき」の考えのもと、人材教育を徹底。1994年の創業以来、「技術に優れているだけでなく、一人の人間としても信頼していただけるITスペシャリストによるソリューションの提供」(長谷川社長)に努めてきた。
事業分野は、システム開発から、運用管理や常駐技術者の派遣、PCLM、日本語・英語・中国語に対応可能な24時間365日のヘルプデスクといった各種サービス、DTPやデータ入力に特化したBPOまで幅広く展開。20周年を迎え、グループで社員数400名の体制になった。
また、2005年に中国・上海に100%出資の子会社を設立。2009年にはブラジルのIT企業Ci&T社と提携し、中国・寧波に合弁会社を設立。2011年にはフィリピン・マニラにオフショア拠点を設けるなど、早くから海外ネットワークの拡充に努め、日系のグローバル企業のニーズに積極的に応えてきている。
特に、IT・ネットワーク分野に特化したコールセンター事業は、大手ネットワーク企業や世界的なIT企業などから続々と仕事の依頼を受けるなど評価が高い。2014年5月から新規コールセンターのオープニングスタッフを100名規模で募集するなど、今後の成長分野として位置づけ、一段の発展を狙っている。
長谷川社長は、「当社には、やる気と実力に応じた豊富な教育環境と、活躍の舞台やポジションの用意がある。自らを高め、成長意欲のある若者を積極的に採用し、ともに成長していきたい」という。新規に募集しているコールセンタースタッフには、正社員登用の道も設け、意欲的な人材に応募を呼びかけている。(編集担当:八木大洋)
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2014-06-04 09:15