LINEの日米同時上場が報じられ関連銘柄が急伸
無料通話アプリを提供しているLINE(東京都渋谷区)が東証だけでなく、米国での同時上場を検討していると4日付日本経済新聞が報じた。メッセージアプリとしては日本国内で高いシェアを誇る「LINE」だが、世界的には米国発祥の「WhatsApp」をはじめ、「Facebookメッセンジャー」や韓国の「カカオトーク」などのシェアも高い。米国上場による知名度の向上で利用者の拡大が期待されるとして、LINE関連とみられている銘柄には思惑買いが流入した。
代理店として「LINEフリーコイン」を販売しているアドウェイズ <2489> や占いを提供しているメディア工房 <3815> 、子会社が「LINE@アカウント」の代理販売などを手掛けているネットイヤーグループ <3622> が急伸。LINE向けゲームの開発で韓国のNHNエンターテインメントと提携しているエイチーム <3662> 、スタンプを配信しているネオス <3627> なども買いが優勢となった。
報道によると、LINEの上場時期は今夏とみられていたが、米国との同時上場を視野に入れることで、秋以降にずれ込む見通し。(編集担当:宮川子平)
無料通話アプリを提供しているLINE(東京都渋谷区)が東証だけでなく、米国での同時上場を検討していると4日付日本経済新聞が報じた。
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2014-06-04 09:30