ナノキャリアは反発、中国で核酸デリバリー技術に関する物質特許が特許査定

 ナノキャリア <4571> は午前9時6分に78円高(6.04%高)の1370円で寄り付いて反発。  3日引け後、核酸医薬のデリバリーに適用可能なキャリア(担体)に関する出願が中国で特許査定を受けたと発表した。特許料を支払えば、特許権が発生する。同社は次世代プラットフォーム技術として「NanoFect」の研究開発に注力しており、国内に加えて中国でも物質特許を確保できることになったという。  核酸は次世代型医薬品として注目されるが、体内での安定性が極めて低いため、局所投与による治療が主流。局所投与が困難な標的細胞にはキャリアの利用が必要で、優れたキャリアの開発が期待されている。(編集担当:宮川子平)
ナノキャリアは午前9時6分に78円高(6.04%高)の1370円で寄り付いて反発。
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2014-06-04 09:45