日経平均終値は33円高、LINE関連株が軒並み急騰
4日の日経平均株価終値は、33円71銭高の1万5067円96銭と3日続伸。
前日のNYダウは小幅反落となったが、朝方の外国為替市場でドルが102円台半ばとやや円安に進行したこともあり、日経平均は33円高の1万5067円で寄り付いた。
しかし、前日に2カ月ぶりの1万5000円台を付けた達成感もあり、その後の日経平均は利益確定売りも見られた。午前11時台や午後2時過ぎには1万5000円を割り込む場面もあったが、積極的に売り込む動きはなく、前日終値付近でのもみ合いに終始した。
また、東証株価指数(TOPIX)は5.36ポイント高の1233.95ポイントとなり、09年8月以来の10連騰となった。
個別では、LINEが日米同時上場を検討との報道により、エイチーム <3662> やエムアップ <3661> 、ネオス <3627> がストップ高を付けるなど関連株が軒並み急騰。値上がり率の上位を占めた。
また、東証1部への市場変更を発表したアニコム ホールディングス <8715> 、スマホ向けゲーム「モバノブ」の好スタートが好感されたモブキャスト <3664> 、アマゾン向けクラウド運用サービスで協業を発表したアズジェント <4288> などもストップ高を付けている。
遺伝子解析サービスへの参入を発表したディー・エヌ・エー(DeNA) <2432> 、国内証券が最上位でカバレッジを開始したサン電子 <6736> も急騰している。
一方、国内証券が投資評価を引き下げたチヨダ <8185> が急落。4月中間期での低進ちょくが懸念された東日本ハウス <1873> 、5月既存店売上は7カ月連続でプラスとなったものの、利益確定売りが見られたファーストリテイリング <9983> 、外資系証券が投資評価を引き下げたサイバーエージェント <4751> などが弱含んだ。(編集担当:片岡利文)
4日の日経平均株価終値は、33円71銭高の1万5067円96銭と3日続伸。
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2014-06-04 14:45