日経平均は44円高スタート、外部環境の好感で買い先行
5日の日経平均株価は前日比44円63銭高の1万5112円59銭で寄り付いた。NYダウの上昇や円の弱含みを背景に買いが先行している。ECB理事会などを控えて買いの勢いは鈍いものの、取引時間中としては4月3日以来の1万5100円台回復となった。
個別では、自社株買いやCBの買い入れ消却を発表したアサヒグループホールディングス <2502> は買い気配。シンガポールで吸収性局所止血材「TDM―621」の医療機器製品登録を申請したスリー・ディー・マトリックス <7777> も高い。アドバンテッジアドバイザーズとの業務提携を発表したピクセラ <6731> も急伸した。菊池製作所 <3444> 、CYBERDYNE <7779> などロボット関連銘柄も買われている。
半面、酒税の追加納付の可能性が浮上したサッポロホールディングス <2501> は売りが先行した。15年1月期第1四半期で純利益2割減の三井ハイテック <6966> も軟調に推移している。(編集担当:宮川子平)
5日の日経平均株価は前日比44円63銭高の1万5112円59銭で寄り付いた。
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2014-06-05 08:45